今回は製作過程の覚書き。

Topicsに書いた事をまとめただけです。

箱絵は1944年8月のフランスの設定。

砲撃の中を突進~!

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パッケージの中身。

キャタピラをドライヤーの熱で伸ばすのはこのシリーズの標準作業。


組み立て。

砲塔の接合線の段差をエポパテで埋め、ライトガードを切り貼り修正、ハッチにディテールを追加。

リアフェンダーは切り落とし、不要なパーツを省略、車体と砲塔のつり上げリングを真ちゅう線に交換。

車体前端のデフカバー?部分はキツくてハメると広がるので接合部分をけっこう削り込んだ。



テールライトを小改造しバラバラの鋳造地肌表現を溶きパテで修正し統一。

荷物をエポパテと板おもりで作成。ロープは樹脂製の水糸。組立終わったら洗って一晩乾かす。

ウェーブの軽量エポパテは混ぜてから30分程置いて固く成り始めを使うと手にあまり付かない。


下塗り。

黒立ち上げ。ガイアの黒サフを全体に吹く。影をしっかり作る。塗り残しが無いように隅々まで吹く。

次にMr.カラー133番土地色を面の中央から吹いて角の黒を残す感じで吹く。厳密にやらず適当がいい。

133番土地色は今は無いので好きな赤褐色~赤茶系を吹けばOK。

基本色。

今回はMr.カラー303番グリーンFS34102に1~2割つや消し白を加え下地をある程度残すように吹いた。

次にハイライトとして白に1割程のグリーンFS34102を加えてスポット的に数か所に吹く。

後のウェザリングで暗くなるので基本色は明る目に調整しておく。

小物の塗り分けもラッカー。その後デカールを貼って1晩乾かす。


荷物もこの大きさになるとグラデを入れた方が良いので車体をマスキングしてエアブラシで塗る。

色は適当。何番を使ったか忘れた。写真からさらに色ごとにマスキングをして吹いた。

車体と同じように影を残して基本色を吹き、一部にハイライトを入れた。

デカールが乾いたらウェザリングへ。
デカールにMr.カラーつや消しクリアを吹いて保護後、エナメルの黒9割+茶1割程度をペトロールで薄め(タミヤのスミ入れ液より濃い)スミイレと拭き取り。

アモの水性アクリル044番でスポンジ・チッピング。小さくちぎってピンセットで挟み、塗料を付けたら不要紙を数回叩いて余分な塗料を落とし微かに付く程度に。1度でベタッと付けず同じ辺を何度かポンポンと重ねて叩いて点々の集合でチップを作る感じ。

次はハイライト入れ。今回はアモの水性アクリル929番オリーブドラブ・シャイン。ボルトやリベットの頭、ライトガードの縁、つり上げリング、ハッチのフチなど小さい、あるいは狭くて出っ張っている部分に筆塗り。
Mr.カラーつや消しクリアを軽く吹いて前の作業保護。AKインタラクティブのストレーキンググライム(エナメル系)で垂直面に雨垂れを描いた。雨垂れはランダムに疎密を付けること。ウオッシング代わりに水平面にも適当に載せ、筆で伸ばしてから拭き取った。

乾いたらつや消しクリアを吹いて雨垂れを保護。Mr.ウェザリングカラーのサンディウォッシュでホコリ垂れを描いた。やり方は先と同じ。水平面も同様。

ストレーキンググライムはアモからも出てる。Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンとグランドブラウンの混用でも可能とのこと(未検証)。
赤茶、黒、薄茶のパステル粉を混ぜてタミヤ水性アクリル薄め液でドロ状にしてキャタや足回り、下回りに筆塗り。

乾いたら極細毛の歯ブラシで余分なパステルを落とし、薄茶のパステルを粉まま筆でこすり付け黒でも同様にし、エアブラシで薄め液を吹いて定着させた。

パステルのノリが悪い時は薄め液を吹いて乾く前に乗せるなどして定着を図る。またパステルを余り細かい粉にしてもノリが悪くなる。

最後にタミヤのペイントマーカーのクロームシルバーを筆に取り、キャタ端やキャタの歯、機銃、OVMの金属部などに軽くドライブラシして金属感を出す。






完成掲載予告の画像。

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完成掲載を知らせる画像。

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最後は完成画像を使ったコラージュ。ポスター風に。

背景は海外のサイトでフリー画像となってましたが

出来過ぎな感じも。映画かなんかのパクリ?(汗)