基本塗装はクレオスの Mr.カラー。エナメルはタミヤのエナメルで色によってハンブロール。ライトの内側はゾルでマスクし車輪、ハンドル、透明パーツ、車体、ボディは分割した状態で塗装開始。

下塗り 成形色が白なのでサーフェーサー無し。暗い色に仕上げたい時はグレーのサーフェイサーを吹く。フラットブラック(33)+マホガニー(42)のこげ茶で影になる部分を下塗り。
基本塗装 車体とホイールにはロシアングリーン2(136)を吹き、フェンダーの端やボンネットの両端など明るい部分にはロシアングリーン1(135)を吹く。タイヤはフラットブラック(33)+フラットホワイト(62)少量。シートはサンディブラウン(19)+デイトナグリーン(66)少量で少しグリーンに振り車体色と調和をはかり筆塗り。幌など布部分はオリーブドラブ(38)+ロシアングリーン1(135)少量で筆塗り。

ウォッシング&墨入れ 油彩のセピアとピーチブラックでウォッシング。溶剤はペトロール。墨入れはエナメルのフラットブラック+フラットブラウン少量で黒強め。終わったらデカールを貼る。
ドライブラシ エナメル。フラットグリーン+フラットホワイトの基本塗装より30%程度明るい色で角を中心に1度目。さらに白を多くして70%ほど白に近づけた色で2度目。角を中心に1度目より狭い範囲を。シートや布部分も同じ色で軽く。タイヤはフラットホワイト+フラットブラックのグレーで。ホイールに近い部分はやらない。ドライブラシが終わったら組み立てる。

ウォッシング2 ドライブラシで全体に白っぽくなったので、ごく薄く溶いたエナメルのフラットブラックを全体に薄く塗布して色を落ち着かせる。拭き取らない。

角に白 車体の輪郭を強調する為に角のラインにエナメルの白をのせる。塗るというより筆で角を撫でる程度。終わったらMr.カラーのつや消しクリアーを全体に吹いてコート。

チッピング パステル。黒と茶系の3色をネット状のサンドペーパーで粉にする。タミヤのアクリル溶剤で面相筆を濡らし、4色をランダムに筆に付けチッピングを書き込む。色は均一にせずムラにする。

泥表現 足で踏むあたりは泥の表現で。一度パステル付けた所を溶剤だけつけた筆でぼかしたり。書き込み過ぎた部分は溶剤をつけた綿棒で拭(ぬぐ)う。タイヤの溝に溶剤で泥状にしたパステルを筆で塗りこみ、しっかり乾いたら、極細毛歯ブラシで余分なパステルを力を入れて掻き落とす。残り過ぎるとわざとらしくなるので。

チッピング2 エナメル。パステルで描いたチッピングの強調したい部分をフラットブラウンで加筆。控えめに。やり過ぎないこと。

ライト、フロントウィンドウ ゾルのマスクを剥し、内側をタミヤペイントマーカーのクロムシルバーで筆塗り。お菓子のプラスチック・パックで作った透明パーツをクリアボンドで接着する。フロントガラスは接着前にワイパー跡をマスクして水性アクリルのバフをフワっと吹いてホコリを表現しておく。