Yak-7、9、1 と WW2 のソ連単発戦闘機の流れの集大成が1944年から配備されたYak-3です。

Yak-1より小型軽量ながら機体の構造強化やエンジンの改良、キャノピーの改良等により性能面でドイツの代表的な戦闘機を凌駕しました。

1990年代には米国製エンジンを搭載した20機ほどが愛好家向けに作られました。


ラジエターカバーとキャノピーは若干合いが悪いですが良いキットで組み上がりの雰囲気も素敵です。

両翼端の翼端灯がパーツの変形部分に見えるので削らぬように。私は削ってしまい修復しました。

塗装はインスト通りですが、この配色には異論があるようで考証派の方は要調査です。



撮影って奥が深いですね。

接写限界キリギリだと最も絞っても前半分はボケてしまいます。私のコンデジではこれが限界のようです。

むしろ絞りを開いて被写界深度を浅くとり、奥をもっとボカシた方が雰囲気が出たかもしれません。


マークは第303戦闘機師団 ツァカーロフ中将機。型紙を浮かせて迷彩境界をぼかしました。

製作中に知りましたが実機の主翼は全木製とのこと。

森林資源が豊富で木板技術が進んだ旧ソ連のデルタ合板は軽く強靭(きょうじん)で金属に迫るとか。

Jun.7.2006