カーチス P-40 シリーズは米国で3番目に多く生産された戦闘機で、最終 N 型は軽快な日本機に対抗する為、軽量化が図られ、最高速度、上昇限界、格闘性能がシリーズで最高となりました。

P-36 を原型に、空冷エンジンを水冷に変更することで誕生した P-40 は、P-47、P-51 に比べ性能的には平凡ですがシンプルな構造で運用がし易く、28の国々に供給され広い地域で活躍しました。


キットは素晴らしい品質で何のストレスもなく組み上がり、プロポーションも申し分ありません。サクッと組みたいならやはりハセガワですね。

塗装とマークは、組み立て書のアメリカ陸軍航空隊タクティカルセンター機をもとにアレンジ。単色なので退屈にならないようにパネルラインを中心にして3段階のグラデーションをかけました。


キットは箱無しのジャンクで入手しました。デカールは劣化して使用不能だったので、イラストレーターで描き直し自作用デーカール台紙に印刷して使用しました。

デカールの自作は初めてで、インクジェット・プリンタで作製した為、表面コート剤を使っても水を多くつけたり、いじり過ぎると色ムラしやすく、最後はタッチアップで対処しました。



今回はハゲチョロは最小限で搭乗経路だけです。

スピンナーの塗り分けは大変です。何か楽な方法は無いものでしょうか?

Apl.30.2006