ティーガーⅠはAFVファンなら誰もが知っている第二次世界大戦のドイツ重戦車です。
分厚い装甲と強力な88mm砲により連合軍の戦車兵達に最も恐れられた戦車であります。
敵戦車を100台以上撃破したドイツのエース達が乗車したのもティーガーⅠ。多くの物語を残しました。
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キットは WALTERSONS のMK999シリーズ。簡単に作れるよう部品数を抑え定価も999円。
高価で精密化して行くスケールモデルの一方で近年いくつかのメーカーでこのような方向も見られます。
成形はシャープで合いも良好。溶接痕など意外に細かい所も凝ってます。
他方、部品数を減らす一体成型の脱型を良くする為か一見して形の変なディテールも有ります。
ベルト式のキャタピラはかなり縮んでいて、ドライヤーの熱で伸びますが変形し巻いた後も若干縮みます。
樹脂素材の変更で改善できそうに思います。
今回はウェザリングの練習が目的なのでまったくの素組みでターレットナンバーだけ手持ちに変更。
キットの設定は初期型で1943年春のチュニジアなので塗装は北アフリカ戦線のイメージで。
基本塗装はラッカーの黒立ち上げ。ウェザリングを多目にするのでハデにコントラストをつけました。
最近は色々なウェザリング用のマテリアルが発売されており、今回はいくつか購入して使用しました。
雨だれにAKインタラクティブのストレーキンググライム。チッピングにアモ(ミグ)の水性アクリル。
白系ホコリの雨だれと砂漠の砂にクレオスのサンディウォッシュとウェザリングパステル。
砂の表現に使ったクレオスのパステルは黄色が強く、デジカメが影響されるのかやたら黄色が強く写ってしまい肉眼に近い色に撮るのに苦労しました。
Mar.24.2020