T-34/76 はその登場が世界の戦車開発に大きな影響を与えた歴史的な戦車であります。

欠点は有るものの、走・攻・守、全てにおいて当時としては高い次元でバランスが取れていて驚きます。

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キットはタミヤ MM1/48 シリーズの No.15。シャーシがダイキャスト製です。

MODEL 1941 と箱書きがあるのは他の年式も出す予定でしょうか。期待しましょう。




1941年型のキットの特徴は、鋳造砲塔と大きな1枚式のハッチと箱型の予備燃料タンクです。

手すりが沢山なのは、ゴーリキー市に有った第112クラースナエ・ソルモヴァ工場製の特徴とのこと。




鋳造砲塔は1ピースではなく、左右側面+後部の平面と天板が別の4ピース構成であります。

キャタが少し調整しにくい以外は良いキットですが、戦車兵が付属しないのが残念です。




組立ては手すりを真ちゅう線に、予備履帯にベルトを追加しライトレンズを入れただけであります。

牽引ワイヤーも今回はキットの物を使用しました。新素材で簡単に曲がりクセが付いてナイスです。




デカールは一番簡素な物を選択。

前作 T-55 に比べて錆をひかえ、足回りのウェザリングを丁寧にしてみました。

Apl.06.2021