WW2で最優秀の単発レシプロ戦闘機 P-51 の成功は、卓越した機体設計とロールスロイス・マリーンエンジンのマッチングの妙と言えます。

1,500馬力のエンジンなのに、ほとんどの性能で2,000馬力のP-47 をも上まわり、1944年春以後のヨーロッパ戦線では恐い物無しでした。

戦後も長く現役にとどまり、エアーレースや航空ショーで今も活躍しています。



イタレリ製が多いウォーバード・シリーズの中でタミヤの純正金型です。素晴らしいディテールに加え、パーツが吸い付くようにはまります。

キャノピの透明度は抜群。3種類の機体が選べるデカールは良質で透けもありません。インストは分かりやすく塗装図も丁寧です。



塗装はMr.カラーで基本色はスーパーシルバー。黒を少し加えて一部のパネルを色分けし、鼻はコバルトブルーで若干のグラデです。

銀塗装にスミイレは汚くなると言う人もいますが、私は気にせずキッチリ入れます。オーバーコートはスーパークリアをエアブラシで。


フィギアはハセガワのWWII PILOT FIGURE SET から。右腕を改造。甘いモールドも、わざとらしいポーズも味わいかと。エナメルの筆塗りです。

撮影に手間取りました。青バックは青鼻が被る上に銀に背景色が映ります。白バックは銀色は素直に出ますがコントラストに乏しい気がします。

Jun.04.2009