箱はタミヤですが金型はイタレリです。イタレリからはソ連のMi-28 Havoc として発売されましたがまったく似ていません。

聞いた話では、冷戦時代に伝わってくる不明確な情報だけでメーカーが作った為にこうなったようです。




後年分かった実機が余りにも違う為、タミヤはハボックとせず、ソ連の設計局の名前だけを付けたようです。

そんな残念なキットも、また面白いので作ってみました。




ところでソ連の兵器は一般的にコストパフォーマンスやメンテナンス性を重視し、割り切った設計が多いです。

しかし戦闘ヘリは複雑な物が多くソ連が兵器として重視しているように感じます。

組み立てはエンジン周辺の曲面パーツの合いが悪くパテを盛って整形した他は、細かい所を除いてトツモールドを筋彫りした程度です。

迷彩はフレッシュを加えて明度を上げたサンディブラウンとダークアースにロシアングリーン2で、緑を派手目に振りました。

油彩のセピアで軽くウォッシングし、エナメルでスミイレしました。

May.08.2009