米国のハーフトラック開発は第一次世界大戦中から始まり第二次世界大戦への参戦で本格化しました。
M3A1装甲車に軌動装置を組み込んだのが本車で、単純な設計でしたが機動性、稼働性共にドイツのハーフトラックより優秀でした。
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実車写真との詳細な比較はしてないのでキットの再現性については不明です。
塗装後に気づきましたが、銃座まわりのリベットは実車では覆い等を引っかける小さな手すりでした。
バスタブに盥(たらい)をのせたような、洗練さのカケラも無い野暮な外観は私好みであります(笑)。
前作のGMC CCKWトラックはウェザリングをやり過ぎて失敗しましたが、今回は少し足りないような。
ウェザリングの調整は車両の種類や車体の大きさによっても違う感じで加減が難しいです。
荷物はエポパテと板おもりにプラ板で作成。作成よりも塗り分けの方が手間でした。
銃器や機銃の予備弾倉も積みたいですが、ミニスケではその類のアクセサリ・キットを見ず不便です。
MK999のデカールは透けは無いですが、マークソフターでも軟化せずなじみにくく糊も少し弱いです。
ハイライトの入れ方は雑誌の解説を鵜呑みにしましたが、調整が必要なようです。
次回は少しドッティングも入れるかな...
オープントップの車両は内装塗りが面倒で敬遠してましたがトライ有るのみ。自走砲よりは楽です。
車内は色のトーンを抑えた方が雰囲気が出る感じ。
黒立ち上は色の上塗りを控えることで容易に色彩を落とせる点がいいです。
May.10.2020