G.91 はイタリアのフィアット社が NATO向けに開発した軽戦闘攻撃機です。初飛行は1956年8月。
最初の量産タイプが S のようで、R/1 はとんがった機首をカットしカメラを装備。R/3、4 はドイツ向けで他にも数種類のバージョンがあったようです。
キットはタミヤのコンバットプレーン・シリーズ。前作を製作中にパーツを無くして購入しましたが見つかったので連作しました。
プロトタイプ(実は S ?)と R/1、R/4 が作れて今回は R/1 です。前作との形状の違いは機首先端がカットされてるだけです。
金型が古いせいか品質はキットによってバラツキがあり、今回は細かい部品の成型不良が多く、1個1個パテ盛りの復元作業でした。
塗装はイタリア空軍の迷彩色。キャノピ正面の枠の形状が実機と違いますが、修正が面倒なのでそのままです。
今回は白下地を除き、タミヤの水性アクリルとエナメルで塗りました。
迷彩を吹いてから数日置いても軽くウォッシングしたら、ふき取りで角の塗装がハゲたりと塗膜はラッカー系と同等とは行きません。
オーバーコートはハンブロールのSATIN COTE 。ラッカー系で塗ったような微妙なツヤが残ります。
Apl.10.2011